46Aバインセオでサイコーの昼食を楽しんだ我々は、再び町の中心部へ戻ってきました。
テレビや雑誌でホーチミンを紹介する時によく使われる場所です。
手前にホー・チ・ミン像。奥にはホーチミン人民委員会庁舎。
ホーおじさんは言わずと知れたベトナム独立の英雄ですね。
人民委員会庁舎は今は日本でいう県庁みたいなとこらしいですが、元々はフランス統治時代にサイゴン市役所として建てられたそうですから、ベトナム激動の時代を見つめてきた、めっちゃ歴史ある建物なのです。
ここから15分くらい歩くと・・・
ベンタイン市場に到着。
もーとにかくすんごい人・人・人。
ジモティ、長期滞在外国人、観光客、いろんな人達でごった返してます。
ここは食材・日用品・雑貨・食器・衣類などなど、ありとあらゆる物を売ってる小さな商店の集合体。
値段はあってないよーなもんで、しつこい粘り高い交渉力が必要とされます。
さーここで新しいお店の備品を買うぞ!ってことでウロウロ。
しかし、日本人と見るや腕や服を掴まれ強引接客されてモー大変。
今日は、ベトナムの屋台で必ず使われるプラスチック製の椅子を買おうと思ってたんですけど
<店のおばちゃん>
(腕つかまれる)オニイサーンナニイルカTシャツカ!
<僕>
いらない。
<おばちゃん>
ジャーナニイルカコーヒーカ!
<僕>
いらない。椅子がいるのよ。チェアーね。
<おばちゃん>
アルアル!カウカ!(自分が座ってたボロボロのプラスチック椅子を売りつけようとする)
<僕>
お前のいらんわ!新品売ってるとこ教えんかい!
というウソのようなホントのやり取りを経て・・・
なんとか椅子8脚ゲット。
いやー疲れた。ベトナムのエネルギッシュさを実感しました。
そして夜。
今回のツアー最大のイベント(食事)といっても過言ではない、そんなお店に突撃です。
店の入り口に「LAU DE 45」と看板があります。
45てのは番地。ベトナムは、通りの名前や番地を店名にすることが多いんです。
LAUは鍋。鍋料理のお店ってことですね。
ではDEは?
DEってのは・・・
ヤギ。
ようするにここはヤギ鍋屋さんです。
ベトナムではヤギ鍋は庶民の味。去年のハノイでもヤギ鍋食べたし、みんな大好きなんでしょうね。
店内はこんな感じ。体育館みたいに広い建物の中は人がいっぱい!ちょっと待たされて何とか座れました。
あちこちから、モッ・ハイ・バー・ヨー(1・2・3・乾杯)!!の掛け声が聞こえます。
こっちも負けじと・・・
ヨー!!
さあ飲んで食うぜ。
まずはヤギの焼き肉。
しかもこれヤギのおっぱいですよ。
手を胸のところでフリフリしたら持って来てくれました(笑)。
コリコリしてるけど硬くなくて、旨い!
オクラも肉のタレにからめて焼くといい箸休めになります。
続いてお待ちかねの鍋。
ハノイで食べたのとはまた具も味も違います。
探究心の塊と化した我々は、別注で
ヤギの脊髄(手前)
ヤギの脳みそ(奥)
・・・も注文!
みんなから笑顔の悲鳴が上がります。どっちやねん。
脳みそちゃん、いきます!!
あれ?
あれれ?
めっちゃおいしい!!
これ、言われんかったら完全に白子ですよ!
白子好きな人なら絶対ハマる味!
これは嬉しい誤算です~。
そしてこのお店でもうひとつ、チャレンジしたいモノがあったのです。
それは・・・
ヤギの金〇酒!!
♂ヤギさんの〇玉を紹興酒に漬け込んでるという、かなりの珍酒がヤギ鍋屋で飲める、という情報をゲットしていた我々は、早速店員さんに注文。
しかし、軽い英会話ができるMりんが説明するんですが、なかなか伝わりません。
僕らもゴールデンボールリカー!とか横槍を入れますが、ハァ?な感じで理解してもらえず(当たり前か:笑)。
お互い困り果てて、どうしよう?という雰囲気になってしまったので・・・
私、ササッと描いた絵を渡したんです。
一発で通じた!(笑)
ナンヤオマエラモットハヨイワンカイ!みたいな事を言いながら満面の笑みで持って来てくれ
ヤギの金玉〇。
あ、〇いれるとこ間違えた(笑)。
しかしもーここまで来たら怖いものなどありません。飲みます。
まずは私が。グビッ。
こりゃ全然フツーの紹興酒。飲める!
てことで・・・
TAKAもチャレンジ。
あーおいしいですねえ、これ精がつくんですかあ・・・?
うんそうだね、君にはつかないかもしれないね。
続いてKAYOKOが恐る恐る・・・
!!
あら、ぜんぜんイケるやん
てことで・・
KAYOKOとMりん金〇酒を飲んだ記念写真。
二人とも金〇酒が似合うねぇー(笑)。
てな感じで大笑いしながらバカ騒ぎしてたら、お店のお兄さんがオマエラコンナンミタコトナイヤロ!と持って来てくれました。
※この後軽く閲覧注意(笑)
現物を。
こここれかぁー!
と僕らが驚いてると、お兄さんが
タベル?
・・・と聞いてきたので、丁重にお断りしておきました(お腹いっぱいじゃなかったら食ってたかも:笑)。
そんなかんなで大騒ぎの2日目の夜。
いろんなもん飲んで食ったけど、ヤギの脳みそとか金〇酒とかウチの店で出したら潰れるやろなあ(笑)、果たしてこれは研修だったのか(笑)?などと盛り上がりながら、帰路に着くのでありました。
ベトナム料理・東南アジア料理は松山市一番町のHanoi-Cafe(ハノイカフェ)