第5弾にしてまだ二日目の夜(笑)。
のんびり行ってみましょー。
行きの飛行機の中で、機内食のメニューを見てたら<和食>の欄に「ガルーパの蒸し煮」とゆーのがあった、と以前書きましたね。
ガルーパてなんや!?と。
これです。
ハタ科の魚だと、帰国してからいろんな方に教えていただきました。
中国あたりではかなりの高級魚だそうです。
なるほど確かに下唇のごつい、いかりや長介顔のお魚でした。
この日の夜は料理屋さんのハシゴをしよう、とまずは大型海鮮料理レストランへ行きました。
入り口から店内まで両脇にズラリと水槽が並んであって、注文が入るとそこから食材をとる、という、松山でいうと「網元」さんのようなシステムです。
さっきのガルーパちゃんも、この水槽で発見。
ただこのお店・・・
美味しかったんですけどね。
あまりの・・・
スタッフのやる気のなさ
に気持ちが折れてしまいまして(笑)。
せっかく美味しい蟹出してくれてんのに、目の前でケータイいじったりアクビしたりするのやめいや(笑)。
KAYOKOも、ウチの店こい鍛えなおしちゃる!とビール片手に通じない日本語で憤慨してたので、早々に退店します。
まぁこれはこれで勉強になったぞ、と気を取り直し、次のお店に向かったんですけどね。
ここからトラブル発生。
途中で全員ベトナム紙幣が足りない、ということに気づき、換金してもらおうとウロウロしたんですけど、もう銀行もゴールドショップも閉まってます(夜8時頃)。
ならばと、そこらにあるホテルに何軒も飛び込んでエクスチェンジオーケイ?と日本円を見せるんですが、オーチョットマッテクレヤソンナタイキンモッテナイデーとかウチノキャクシカカンキンデキヘンワー、とか言われて換金してくれません。
結局タクシーを拾って自分達が泊まってるホテルまで戻り(遠い)、タクシーを待たせてフロントで換金してもらい、再び出発したのでした・・・。
しかも次の店に着いて料金を払う時、85000VND(316円)の料金にも関わらず850000VND(3160円)もドライバーに渡し、ニイチャンツリハイランゼ!とカッコよくタクシーを降りてしまうという大失態をかましたのであります!
みなさんもベトナムに行かれる際は、「0」の数は間違えないよーにしましょうね・・・。
しかし。
次の目的である「ビンミン」は、暗く沈んだ僕の心に再び光を与えてくれたのでした。
ハノイNO.1との声も高い、ガーヌォン(焼き鳥)屋さんです。
ネットでもガイド本でも「とにかくうまい」と絶賛の店だったので、ここ楽しみだったんですよ。
しかし看板日本語で書いてるし(笑)。
決して綺麗なお店ではないですけど、るるぶやまっぷるとかのガイド本にも載ってるので、日本人客が多いんでしょうね。
僕らが行った時は欧米人と地元の団体しかいませんでしたけど。
このセガレが可愛かった!
カメラを向けると、サッと串を持って食べるマネするんですよ。
カメラ慣れしすぎだぞ小僧(笑)。お客さんから可愛がられてるんでしょうね。
一番人気「もも」と「手羽」。
香ばしくて、胡椒がピリッと効いてて、蜂蜜のほんのりした甘さと身のジューシーさが絶妙で、これは確かに絶品。
ビールが進みます!
必死でかぶりつく女性陣。
いやーんこれ美味しいー、と悲鳴をあげます。
他にもズリ・ジャガイモなどいろんなの頼んだんですけど、一同絶賛だったのが・・・
焼きバゲット。
バゲットをペッタンコにつぶして、蜂蜜をぬって炭で炙ってるんですけど、サクサクで香ばしくて、これは旨い。
そして日本ではまず食べない・・・
「鶏足」。
スープを取るときによく使いますが、いわゆるモミジです。
食べるとこあるのー?とみんな不思議顔ですが・・・
KAYOKOがいきます!(笑)。
周りのゼラチン質のところがこちらの人は好きみたいです。
KAYOKO、ベトナムに住めます(笑)。
ベトナムって、同じお店がズラリと並ぶ傾向があって、このビンミンの隣も向かいもみんなガーヌォン屋さんです。
どのお店も客引きが激しいんですけど、でもやっぱりビンミンが流行ってるみたいですね。
そういう一生懸命なところといいかげんなところのバランスがいいのが、ベトナムの魅力なんでしょうね。
僕はベトナムのいいかげんなところ、好きですよ。
だってこのビンミンでさえ、看板には・・・
ペプシのロゴが描かれてるんですけどね。
メニューにあるのは・・・
コカ・コーラですからね(笑)。
日本じゃ大問題ですよー。
ベトナム料理・東南アジア料理は松山市一番町のHanoi-Cafe(ハノイカフェ)