ハノイカフェ　スタッフブログ

朝。軽い二日酔いで目覚めました。
「軽い」ならぜんぜんＯＫ。むしろこれくらいの方が集中しやすいってもんです。
てことで、この旅の真のの目的（やっと出てきた：笑）を遂行する日がやってきました。

 

目的その⑥ 俳句甲子園那覇大会をスムーズに運営する

 

終わりよければすべて良し。頑張ります。

観光客もまばらな朝の国際通り。
通りのど真ん中にあるこの建物で那覇大会は開催されるんですけど・・・
現地のボランティアスタッフと前で待ち合わせてたんですけど、もうすでに暑い。

集まったスタッフの子に、沖縄の人ってこれくらいの暑さだったらぜんぜん平気なん？と聞いたら

いや、フツーに暑いですよ（汗）

という答えが返ってきました。そりゃそうか。
ちなみにその子は、僕は沖縄生まれの沖縄育ちですけど暑いの大嫌いなんです。愛媛に移住したい！とも言ってました。いつでもウェルカムだぜ。

設営も終わり、始まりました俳句甲子園那覇大会！

今年のエントリーは４校５チーム。８月に松山で行われる全国大会の出場権を獲得するため、ガチの「言葉のバトル」が繰り広げられるワケです。

で、今年から地方大会の審査員は５名になりました（去年までは３名）。
より公平な審査ができるようになったワケです。

ちなみに那覇大会の審査委員長は、松山からわざわざ来ていただいた夏井いつきさん（写真まん中）。

最近じゃテレビ番組「プレバト！」の天才凡人コーナーの俳句の回で、芸能人の詠んだ俳句をメッタ切りすることで評判になっちゃってる方です（笑）。
もはや全国区ですね夏井さん。

大会は進み、昼休憩。
近所のコンビニで買った「沖縄限定」のものを集めて腹ごしらえしてやりました。
 

ちょこっとトラブルはありましたが、無事大会も終了。
沖縄の人は少々トラブルがあっても「どうなってんの！」とか言わずに広い心で受け入れてくれるので、ヒジョーーーに助かりました・・・。

てな感じの俳句甲子園・地方大会でしたが、ホントはこの後すぐに飛行機に乗って大阪に飛び、翌日大阪大会をやってから松山に帰るという、超ハードスケジュールな２泊３日の旅だったのですよ。

飲食店従事者として、週末に仕事を休むのはかなりのエネルギーがいるんですけど、年に２回（俳句甲子園の地方大会と全国大会）だけはスタッフちゃんの協力もあってマスターは休ませてもらってます。感謝。

これからは心を入れ替えて（なんか日本語が違うけど）、馬車馬のように働きます押忍！

 

・・・という日記を、休みの日に書いてみる・・・（心入れ替えてない）・・・。

那覇市内に戻ってきた我々ですが、Ｍ木にまたまたわがままを言いました。

 

目的その② カイカ堂に行きたい

 

以前ウチの常連Ｙっさんと一緒にウチの店に来てくれた、那覇市内の学習塾「カイカ堂」のＫ倉さんと伊Ｋさん。
その時いろいろお話させていただいんですけど、沖縄のヤギ肉を卸してくれるところがあったら紹介してほしい、と僕がお願いをしてたら、後日ヤギ肉を送ってくれたのです。

どうしてもそのお礼がしたくて、突撃しました。

facebookで僕が沖縄に来てるってのは知ってたらしく、いらっしゃーい！な感じでお迎えしていただきました。

ヤギ肉を探し回って愛媛まで送っていただいたお礼を伝え、愛媛の名品「霧の森大福」をお渡ししました。賞味期限は３日です。急いで食っちゃってください（笑）。

 

そして那覇市内は夕方５時を越えると突然の大渋滞。
車動かず。窓全開ですが風入ってこず。滝のよーに汗が噴出。クーラーが効いて快適であろう隣の車の人に哀れみの表情でチラ見されながら・・・やっとホテルに到着。

チェックインして速攻シャワー（笑）！

 

そして

超有名店「うりずん」へ。

いわゆる沖縄の料理で一般の方々が知ってるものは全部あります。
チャンプルー系や豚肉系、麺類、いろいろいただきました。旨かった。
で、ここで・・・

 

目的その③ Ｔ中さんに会いたい

 

ウチの元常連さんで、某医薬品メーカーの営業マンのＴ中さんて方がいたんですけど、退職して沖縄に移住しちゃったんです。家族もろとも（笑）。

そもそも奥さんが沖縄（それも那覇以外の場所）に住みたかったそうで、今は名護市に引っ越して、Ｔ中さん本人は福岡の医薬品メーカーに転職して沖縄担当にしてもらい、月３週は福岡を拠点に九州ぐるぐる、１週間は沖縄ぐるぐるの営業活動をしてるそうです。

とにかく今は全ての環境がよくて超ハッピー！だそうな。

よかったよかった。ただ松山のことも忘れんといてくださいね。また那覇・松山のどちらかで飲みましょう。
うりずんを出てＴ中さんと別れ、次の目的を果たしにとある場所へ向かいます。お次は・・・

 

目的その④ 松山KENTO'S伝説のボーカリストに会いたい

 

６０～７０年代グラフィティーズ系ライブハウス「KENTO'S」。全国にチェーンがありますが、以前は松山にもあったんです。今はないけど。

その松山KENTO'Sのボーカリストとして人気者だったTSUYOSHIくんが、今は那覇市内で居酒屋さんをやってるのです。
沖縄来てここに行かんでどーする？

リーゼントじゃなくなったけど、ナイスガイなのは昔と変わらず！

お互いの再会を喜び、酒を酌み交わします。
明日は朝から「目的その⑥」があるんですけど、それは今夜は忘れましょう（笑）。

そしてお店も閉店間際になった時、TSUYOSHIくんから、もうお店閉めるんですけどよかったらこれからもう一軒どうですか？と誘いを受けます。

断るワケないでしょ（笑）。

というワケでタクシーに乗って着いた場所は、まさかの・・・

目的その⑤ おでん東大に行きたい

 

これが叶ったーーー！
ここは諦めかけてたんですけど、まさかTSUYOSHIくんが常連だったとは。

 

おでん東大。那覇でも特別怪しげな場所にひっそりと佇むお店。
キホン常連のみのお店のようで、お店はやってても看板に電気が点くことはありません。なんつー店や。

さっそくビールと「ミミガー・マメの盛り合わせ」。

豚の耳と心臓を煮付けて冷製にした感じ。さっぱりしたタレがかかってます。
めっちゃ旨い。つまみにピッタリー。

「おでん盛り合わせ」。
沖縄はおでんをよく食べるんだそうですよ。豚足や豚のモツ系が具なのはこちらならでは、ですね。味付けは愛媛のおでんとそんなに変わりませんが、こちらは練り辛子。
 

これが名物「焼きてぃびち」！
恐らくおでんの豚足をフライパンでカリッカリに焼いてると思われます。
 

表面の皮の部分はサクサクのクリスピーな食感ですが、中はゼラチン質でとろとろぷるぷる。

旨い！ただ何かたれがあったらもっと良かったなあ。
さっきのミミガーたれか、味噌だれ的な。個人的に。

全国ネットのテレビで紹介されてしまったらしく、観光客もどっと押し寄せてくるようになったそうですが、昔のまんまの雰囲気・メニュー・味・価格をずっと守り続けてるようです。

うちもこんなお店になりたい。ホント来てよかった。

 

とまあ、たった一日のフリーな沖縄ですが、かなり満喫しました。すべてがサイコーです。

しかしだいぶ遅くなったので、そろそろ寝ないと明日がヤバイ。
そう、明日が本番！（笑）

 

というワケで、またつづく・・・。

 

しばらくパソコンの調子が悪くてブログ更新できませんでした。謝。

 

当然仕事はバリバリ（ホントに：笑）やってるんですけど、忙しい合間を縫って、ちょっと県外にお出かけしてきました。

毎年のことなんですけど、６月半ばに「俳句甲子園」の地方大会があるのです。それのお手伝いというか、運営スタッフとして必ずどこかに行きます。
去年は水戸大会と東京大会、２年前と３年前は宇都宮大会と東京大会、４年前は札幌大会・・・。

 

さて今年はどこへ？
一応希望は聞いてくれますが、必ず行ける訳ではありません。決めるのは実行委員長を始めとする役員の方々。

その方々が決めた、僕の今回の行き先は・・・・・

 

 

沖縄～～～～～～。

那覇空港にはフツーに戦闘機が並んでるんですね。松山空港ではありえん光景です。
なんかわからんけど盛り上がってきた。

空港でＭ木という男（俳句甲子園を沖縄で支えてくれてる好青年）と合流、彼の車に乗り込みます。
しかし、ここで早くも深刻なトラブル発生。

なんと、この日の朝から・・・

車のエアコンが壊れたそうで、ちょっと暑いですけどいいですか、と。

ええよー全然ダイジョーブ、と言って窓を全開にしたんですけど、走ってる時はいい風が入ってくるんですが・・・信号で止まると地獄、汗がとまりません（笑）。

わたし、自他共に認める「晴れ男」。沖縄もここ数日雨が続いてたそうですが、この日もやっぱし晴れ。
晴れ男っていいのか？悪いのか？湿気と暑さで頭がもうろうとしながらも、車は走り続けます。

今回の沖縄の旅。実は自分の中で目的が６つありまして。

目的その①　海が見たい

せっかく沖縄に行くんやからここは外せん！とＭ木にお願いしておきました。
しかし那覇に到着したのは昼過ぎで、自由に動けるのはこの日だけ。

もう一日あれば本島北部とか離島とか、ここらよりもっと海が綺麗な所に案内できるんですけど・・・と言いながらＭ木が連れてってくれたのは、那覇から車で４０分くらい走ったとこにある海でした。

 

充分です。感動！

砂浜を歩いて、グラスボートに乗って、ほんの少しだけでしたが「沖縄」を満喫しました。
このあと近場の漁港に立ち寄り、いかやもずくの天ぷらを買い込んで車内で食べながら、再び那覇へ。
次なる目的は・・・。

つづくー。
 

 

４月６日(日)は臨時休業になります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

先日、久しぶりに都会に行ってきました。

 

場所は東京・千葉。
久しぶり（数年ぶり？）のファミリー旅行です。たまには家族孝行しとかんとね。

ちなみにウチの子たち、人生初ヒコーキです。大興奮（笑）！

そしてベッタベタなコースですが、実は僕が人生初等身大ガンダム。大興奮（笑）！

で、次はスカイツリーへ。
前に来たときはまだ建設中だったので、展望台に上るのは今回が初。
半月くらい前からネットで予約して、ワクワクしながら来たんですけど・・・

マジかあーーーーー！！

わたし、行く先々で目当ての施設(お店)が定休日＆臨時休業という「Ｍｒ．定休日」なんですが・・・ここでもその実力を発揮してしまいました・・・。

 

そして翌日。これまたベタですが、人生初の東京ディズニーランド。
開園前の入り口、めっちゃ人が多いです。愛媛の人口分がここに集中してる感じ（笑）。

しかし、もしかすると気分を害する方がいるかもしれませんが・・・ディズニーランドはちょっと楽しめなかったというか・・・次また来たいか？と聞かれると、うーん、て感じ。

所要時間５分もないアトラクションに待ち時間２００分てて！
「並ぶことがイベント」という人もいましたが（苦笑）、キホン並ぶこととは無縁の田舎から来た者には、理解不能でござんした・・・。

 

あと思ったんですけど

 

この・・・

 

ネズミーランドのリーダー。

ネズミーって飲食業の天敵じゃないですか！萌えんわ（笑）。

・・・と言いながらも、なんだかんだでエンジョイはしました。こっそりミッキー帽子もかぶって歩いてみたし(笑)。

そんな東京・千葉のファミリー旅行でしたが、最終日の早朝は
 

旅ラン～。

泊まったのは千葉市内だったんですけど（ちなみに人生初千葉）、ホテルを出て海まで。
今回の旅行で初めて人がほとんどいない場所に来たぜ。

やっぱ人ごみは向いてないなーこんな雰囲気の場所が一番落ち着くなー、とか思いながら今回の旅行、無事終了。
また来れるように、お仕事頑張りましょう。

 

～冬にピッタリなベトナムのひと味違う鍋料理！～

5、6種のキノコや浜千鶏、サトイモなど具だくさん！
お好みで唐辛子、ゴマ塩、レモンを入れてお楽しみください。

 

きのこ鍋（1人前　1,280円）　注文は2名～

 

こちらの情報は月間愛媛こまちに掲載中です！

 

スタッフ一同皆様のご来店をお待ちしております。

 

Hanoi-Cafe（ハノイカフェ）

松山市一番町2-1-3　Mビル１F

TEL：089-933-1811

旧店舗の営業終了から新店舗のオープンまでの隙を突いて、ホーチミンに行ってきました。

ホントに日がない中での強行軍だったんですけど、すんごい実のある旅行になったなーと。
ツアーレポート、ぼちぼちですが綴っていきます。

今回のメンバーは、スタッフＫＡＹＯＫＯ、元スタッフ（といいながら今もタマに手伝ってもらってる）ＴＡＫＡ、アジアンバー「阿龍（アロン）」のマスター Ｋくん、あとウチの常連さん、フリーライターＩっちー、去年のハノイツアーも一緒だったＲＵＭＩちゃん、３ヶ月前にシンガポール旅行したばかりのＭりん、 そして僕、の計７名です。

２９日の未明にウチの新店舗に集合したメンバーは、ＫＡＹＯＫＯの１ＢＯＸ車に乗り込み、７人＋荷物でぎゅうぎゅうになりながら出発。

高速に乗り徳島→淡路島→神戸と快調に進んでました。
しかし、大阪に入る辺りでトラブル発生！

旅行前に、ここ行きたい！ここ美味しそう！この店で買い物！、等々みんなの希望をギッシリ書き込んだガイドブック数冊と、今回の旅行の日程表及び予約票を・・・

全部・・・

忘れて来た事に気付いたのですよ！

当然・・・

犯人はわたくし。

おかしいなー間違いなく店を出る時手に持ってたんやけどなあーなんでやろーねえＫＡＹＯＫＯ！

・・・知らん（怒）。

怒りの返答が返ってきます（汗）。
みんなの冷たい視線が突き刺さる・・・。

航空券発券してくれんかったりしてー、とか、このまま松山にとんぼ返り？とかの罵声が上がる中、関空は近づいてきます。

さあどうなる！？

・・・どうにかなりました（笑）。

いやー人生帳尻が合うようにできてますね！なんつて。

ベトナム航空のあの美しいブルーの機体じゃなかったのがちょい残念でしたが、無事行けるんなら文句なし。
というワケで・・・

ひっさしぶりのホーチミン！！

ひっさしぶりのドンコイ通り！

 

到着した時には降ってた雨も、散策する頃には止みました。
暑くなくて逆にいい感じ。晴れ男の面目躍如です。

 

ぶっちゃけ、たぶん９年ぶりくらいに来たんですよホーチミン。
不景気ってヤですね（笑）。

そんくらい来てなかったら、当たり前ですけど知らんビルがいーっぱい建ってます！

こんなでっかいビル昔なかったもんね！

ちなみにこのビル、「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」と言いまして、２６５メートルの高さでベトナムで２番目に高いビルなんだそうな（１番はハノイのランドマークタワー）。
Ｎ．Ｙの著名なデザイナーが設計した最新のビルで、ベトナムの国花「蓮」のつぼみをイメージした形なんだそうですよ。

しかし、この非常に美しいビル、現地に住む日本人からは・・・

「イカビル」と呼ばれてるそうです（笑）。

ワカランでもない（笑）。

とにもかくにも、ベトナムの急速な近代化を目の当たりにしておののく我々でした。
が、ふと見ると・・・

ビルのすぐ目の前の電柱は「変わらないベトナム」でなんかホッとしたりして（笑）。

今回ここに来たのは、４９階にある展望台からホーチミン市街地を見下ろそう！てことだったんですけど、その前にビルの１階にあるオープンカフェで一休みすることにしました。

当然旅行ですから、明るいうちからビール飲むワケですよ。

ハーイお姉さん、タイガービール７つ！生よ生！

で、出てきたのが

この卓上サーバー。

かっこいい！

お姉さんが注いでくれます。

これ欲しいいいい！日本に帰ったらさっそくメーカーさんに問い合わせて、あったら導入しよ！
と盛り上がったんですけど・・・

どうやら日本には入ってきてないそうです残念。

 

ホーチミンで最初のビールを飲んでちょっといい気分になった我々は、ついにビル内に潜入。
世界で３番目に速い（らしい）エレベーターに乗って、一瞬にして４９階へ。

キャー高い。

Ｋ君も足が若干引けてます（笑）。
窓に近づいてみると・・・

曇り空なので少しかすんでますが、サイゴン川がバッチリ見えます！すごいー。

川の向こう岸はまだほとんど開発が進んでませんが、知らん間に地下道が開通して、こっちと向こうを船なしで行き来できるようになってます。

９年と言うブランクはでかい！

写真下の赤い屋根の建物の向こう側が、地下道のこちら側の入り口のようです。

こうやって上から見ると、やっぱしホーチミンてのは大都市（人口約７００万）なのがよく分かりますね。

真ん中の赤くて平べったいのが、ベンタイン市場。
今回いろいろお世話になることになる、ホーチミン最大の市場です。

 

てな感じで、街を一望できる場所に来て旅行気分を盛り上げたんですけど・・・

マスター、眠いです・・・。

 

と、ＴＡＫＡだけは相変わらずマイペースなのでした。続く。

 

イカビルにて高見の見物を楽しんだ我々は、いよいよホーチミン一発目の食事へ向かいます。

ドンコイ通り近くにある「ホアンイエン」。

ネットや書籍でいろいろ調べた時、ここが美味しい、とちょいちょい名前が挙がってたんで。

というワケで初来店です。

さて研修スタート！お勉強の時間です！
 

蓮の茎のサラダ。

海老サラダの間違いじゃないの？ってくらい海老まみれです（笑）が、蓮もサクサクで負けじと主張してて、旨いです。
ウチはくらげも入れてますが、こういうシンプルなのもええですね。

皮付きゆで塩豚。

マムトムチュア（海老を発酵させたやつ。海老の漬物というと解りやすいか）と一緒にライスペーパーに包んで食べます。

 

こんな感じ。

これはベトナム南部の食べ方なんですけど、豚肉＋海老の発酵調味料という組み合わせはベトナム全土にあるようで、長い海岸線を持つベトナムならではの文化なんでしょうかね。おもしろいです。

ガーヌオン。

鶏を焼いたのって、なんかホッとしますね。万国共通でまいうー。ハノイの「ビンミン」とはまた全然違う味付けです。

かぼちゃの花の炒め。
にんにくが利いてて旨し！ビールに合うお味。

 

とまあいろいろ食べましたが、個人的に中でも一番だったが・・・

これ。

もー海老が超うまい！ブリブリ！

エキスを吸った春雨もサイコー。土鍋のちょうどいい焦げ具合といい、今までタイやベトナムで幾度となくこの手の料理を食いましたが、自分の中でのＮｏ．１はここのでした・・・。

 

・・・と感動してたら

寝てるＴＡＫＡ発見。

さっきのイカビルでも眠そうでしたが、ついに睡眠です。ふざけた野郎です。

たたき起こして店を出ます。

当然ホテルなんかにゃ帰りません！
ドンコイ通りから公園を抜け、レックスホテルを越えてベンタイン市場へ。

 

といっても市場で買い物するわけじゃなくじゃなくてですね。

 

夜になると市場の周りに現れる・・・

屋台街がお目当てなのでした。

食べ物屋台から服・バッグ・靴・日用品、いろんな屋台が軒を連ねてます。

日曜日の夜なんですけど、すんごい賑やか。
熱気ムンムンです。

見物がてらグルリと一周して、一軒の屋台に落ち着きます。
 

毎日これ建てたりたたんだりしてんのかいな。すごい労力ですね。

しかしほぼ観光地化されてる市場の周りですから、ジモティだけじゃなく白人・黒人・イスラム系の服装の人・昼から酒飲んでミョーにハイテンションなアジア人グループ（我々：笑）、いろんなお客さんがいます。

 

というワケで仕切り直しの・・・

ヨー（乾杯）！！

ＴＡＫＡも目が覚めたか（笑）。

で、ここは海鮮ものがメインの屋台みたいで、カニを丸ごとガーリック炒めしたのとか、海老をタマリンド炒めしたのとか、いわゆるベトナムの定番的な海鮮料理をつまみに飲んだワケですが・・・

ひとつビビるくらい旨い料理を見つけました。

それは

コヤツです！

得体の知れない魚を炭焼きにしてるんですけど、めっちゃ旨い。
肉厚の白身でフワフワだし、塗られてるソースも香ばしくてサイコーです。

もーどんだけビール飲ませるんよ！です。

屋台を出る時、例の魚が焼かれてるのを発見。

タマに口がパクッて動きます。まだ生きてやがる。
屋台とはいえ鮮度にこだわる姿勢に手抜きはないようです。

 

焼いてるとこをしばらく観察してたんですけど、ケチャップベース？トマトベース？のソースを塗りながら焼き上げてました。

このソース！気になるー。
作り方教えてくれんかなあ。

 

でももしウチで出しても、あんまり注文入らんでしょうね。

一般的に美味しい魚食べたい！となるとやっぱり和系のお店に行きますよね。
松山の人は特に瀬戸内の新鮮な魚に慣れてるし。ベトナム料理で魚を食べたい、にはそうそうならんと思います。

 

実際今まで出したお魚メニュー、ほぼぶっコケてますし（笑）。
なかなか難しいもんです。

 

そんな事を話しながらホテルへ帰る、ホーチミン初日の夜でした。まだ続く。

 

ホーチミン２日目の朝。

ハノイでは朝食といえばフォー、てのがやっぱ多いんですけど、ホーチミンは多種多様です。
なんせベトナム中の食が集まってますからね。

いろいろ考えた結果、またまたドンコイ通りへ。

ホテルからも近いので、どうしてもこの通りが行動の基本になります。
で、近くのブンボーフエ屋さんに行くことに。

すると・・・

店の前でニワトリ発見。

特に繋がれてるふうでもなく、バイクの上でのんびりしてて、時折コケコッコー！と雄叫びをあげてます。

こいつ・・・

ペットなのか。

それとも・・・

食材なのか。

まあブンボーフエは牛がメインの料理なので、この店のペットなのでしょう。
そうであってほしい。今も元気でいますように。
 

さて出てきたブンボーフエ。

美味しかったんですけど、ふーん、な印象でした。
最近できたような店内が綺麗なお店って、まあどこもこんな感じですね。もっとジモティが通うようなローカル店じゃないとベトナム料理の真髄は味わえません。

 

さて本日の活動開始！てことで、まずは雑貨屋さんを巡りました。

僕はお店で使う備品や食器とかを探し、他の人達はバッグやＴシャツ、アクセサリー類とかを見て回ります。

 

そんな中、こんなん買いましたー！とテンションＭＡＸのＴＡＫＡ。
ホーチミンの空気が合わず、ちょっと喉をやられてたらしく・・・

ド派手マスク購入。

ベトナムの人達がバイクに乗るときって、ヘルメットやマスクでオシャレするんですよね。
なのでいろんな色柄のヘルメット・マスクがあちこちで売られてます。

ＴＡＫＡが買った雑貨屋さんも、色とりどりのマスクがありました。
日本じゃ軒並み白ですもんね。遊び心あるぜベトナム（当然性能は日本のが圧倒的に上：笑）。

そして次に立ち寄った国営デパート。
セレブなジモティや、外国人が多く買い物するようです。

ここの食料品売り場で意外なものを見つけました。

出前一丁、激辛味！

出前一丁、牛肉味！

出前一丁、海老味！

他にもシーフード味や照り焼きチキン味、激辛海鮮味などいろいろありました。
日本でも出せばいいのに。売れそうですけどね。

 

 

てな感じでウロウロしてるうちに昼時になり、お腹も減ってきたのでタクシーに乗ってやって来ました。
ガイドブックにも必ず載っててベタなとこなんですけど、やはりここは旨い！の超ローカル店・・・

「４６Ａバインセオ」。

道路に面した土間でバインセオを焼いてます。
手際のよさに感心しながら写真を撮りまくってたら、お店の人にエアコンのある店内とない屋外どっちがいい？と聞かれたので、より雰囲気を味わえそうな屋外を選び、さっそく・・・

ヨー（乾杯）！
当然昼からいきます（笑）。

 

いろいろ注文して、まず運ばれてきたのはここの看板メニュー

バインセオ。

米粉ベースの生地を二つ折りにした料理。サクサクで旨いのです。

中はこんな感じ。

適当な大きさに切って、葉野菜で包んでタレをつけて食らいます。

ウチの店でも出してる料理なんですけど、ＫＡＹＯＫＯがどうしてもここのを食べて勉強したい、というので今回やってきたのですよ。

最近はお洒落なバインセオ屋さんが増えて、卵入りやらデカイ海老入りやら焼き肉入りやらいろんなバリエーションが増えたんですけど、ここは昔ながらのシンプルな具。相変わらずの旨さです。

 

しかし。

 

実はこの店、「バインセオ以外のメニューもとにかくめっちゃ旨い」というのも有名な話でして。
当然いきます！

チャージョー（揚げ春巻き）。

今まで食ったチャージョーでNo.1です。
サックサクです。
ウチもこんなん出したい。でもまだ及ばず。悔しいのう。

 

ビークオン（豚皮入り生春巻き）。
日本で見かけることはまずない料理です。
 

豚皮を細切りにしたのを巻いてるんですけど、プニプニ＆コリコリで独特の食感。旨し。

 

 

ところで・・・

 

もし「４６Ａバインセオ」に行かれることがあったら、ぜひぜひ食べて欲しい料理があります。
それは・・・

 

ヘオヌンビー（豚肉のアミ焼き）※このお店日本語メニューがあるんですけど、そのメニューの表示のまま

 

要するに豚焼き肉です。

アミというより鉄板ですけど、ここでジュージュー焼くんです。

これがめっちゃ旨い！！
肉も柔らかくて、レモングラスの入ったタレも絶妙で、ビールとの相性もサイコーっす！

これの牛肉バージョン（ボーヌンビー）も注文したんですけど、豚肉の方が１００倍上。
こっちは食べんでよろしい（笑）。

・・・とまあこんな感じで、昼間っからまた飲んでしまいました。

でもこんないい雰囲気のとこで食事してると、酒も飲みたくなるってもんです。

しかも腹いっぱい食べて、ビールもガンガン飲んで、７３９０００ＶＮＤですからね。

日本円にすると・・・

３４２０円（１人５００円：笑）。ベトナムサイコー！

しかしこの日の夜、我々はベトナムの食の奥深さをさらに知ることになるのでありました・・・続く。
 

４６Ａバインセオでサイコーの昼食を楽しんだ我々は、再び町の中心部へ戻ってきました。

テレビや雑誌でホーチミンを紹介する時によく使われる場所です。

手前にホー・チ・ミン像。奥にはホーチミン人民委員会庁舎。

ホーおじさんは言わずと知れたベトナム独立の英雄ですね。

人民委員会庁舎は今は日本でいう県庁みたいなとこらしいですが、元々はフランス統治時代にサイゴン市役所として建てられたそうですから、ベトナム激動の時代を見つめてきた、めっちゃ歴史ある建物なのです。

 

ここから１５分くらい歩くと・・・

ベンタイン市場に到着。

もーとにかくすんごい人・人・人。

ジモティ、長期滞在外国人、観光客、いろんな人達でごった返してます。

ここは食材・日用品・雑貨・食器・衣類などなど、ありとあらゆる物を売ってる小さな商店の集合体。
値段はあってないよーなもんで、しつこい粘り高い交渉力が必要とされます。

さーここで新しいお店の備品を買うぞ！ってことでウロウロ。
しかし、日本人と見るや腕や服を掴まれ強引接客されてモー大変。

今日は、ベトナムの屋台で必ず使われるプラスチック製の椅子を買おうと思ってたんですけど

＜店のおばちゃん＞
（腕つかまれる）オニイサーンナニイルカＴシャツカ！

＜僕＞
いらない。

＜おばちゃん＞
ジャーナニイルカコーヒーカ！

＜僕＞
いらない。椅子がいるのよ。チェアーね。

＜おばちゃん＞
アルアル！カウカ！（自分が座ってたボロボロのプラスチック椅子を売りつけようとする）

＜僕＞
お前のいらんわ！新品売ってるとこ教えんかい！

というウソのようなホントのやり取りを経て・・・

 

 

なんとか椅子８脚ゲット。

いやー疲れた。ベトナムのエネルギッシュさを実感しました。

そして夜。

今回のツアー最大のイベント（食事）といっても過言ではない、そんなお店に突撃です。

店の入り口に「ＬＡＵ ＤＥ ４５」と看板があります。

４５てのは番地。ベトナムは、通りの名前や番地を店名にすることが多いんです。
ＬＡＵは鍋。鍋料理のお店ってことですね。

 

ではＤＥは？

 

ＤＥってのは・・・

ヤギ。

ようするにここはヤギ鍋屋さんです。
ベトナムではヤギ鍋は庶民の味。去年のハノイでもヤギ鍋食べたし、みんな大好きなんでしょうね。
 

店内はこんな感じ。体育館みたいに広い建物の中は人がいっぱい！ちょっと待たされて何とか座れました。

 

あちこちから、モッ・ハイ・バー・ヨー（１・２・３・乾杯）！！の掛け声が聞こえます。
こっちも負けじと・・・

ヨー！！

さあ飲んで食うぜ。

まずはヤギの焼き肉。

しかもこれヤギのおっぱいですよ。

手を胸のところでフリフリしたら持って来てくれました（笑）。
 

コリコリしてるけど硬くなくて、旨い！

オクラも肉のタレにからめて焼くといい箸休めになります。

続いてお待ちかねの鍋。
ハノイで食べたのとはまた具も味も違います。

探究心の塊と化した我々は、別注で

 

ヤギの脊髄（手前）

 

ヤギの脳みそ（奥）

 

・・・も注文！
みんなから笑顔の悲鳴が上がります。どっちやねん。

脳みそちゃん、いきます！！

あれ？

あれれ？

めっちゃおいしい！！

これ、言われんかったら完全に白子ですよ！
白子好きな人なら絶対ハマる味！

これは嬉しい誤算です～。

そしてこのお店でもうひとつ、チャレンジしたいモノがあったのです。

それは・・・

ヤギの金〇酒！！

♂ヤギさんの〇玉を紹興酒に漬け込んでるという、かなりの珍酒がヤギ鍋屋で飲める、という情報をゲットしていた我々は、早速店員さんに注文。

しかし、軽い英会話ができるＭりんが説明するんですが、なかなか伝わりません。

僕らもゴールデンボールリカー！とか横槍を入れますが、ハァ？な感じで理解してもらえず（当たり前か：笑）。

お互い困り果てて、どうしよう？という雰囲気になってしまったので・・・

 

私、ササッと描いた絵を渡したんです。

一発で通じた！（笑）

ナンヤオマエラモットハヨイワンカイ！みたいな事を言いながら満面の笑みで持って来てくれ

ヤギの金玉〇。

 

あ、〇いれるとこ間違えた（笑）。

 

しかしもーここまで来たら怖いものなどありません。飲みます。

 

まずは私が。グビッ。

 

こりゃ全然フツーの紹興酒。飲める！
てことで・・・

ＴＡＫＡもチャレンジ。

あーおいしいですねえ、これ精がつくんですかあ・・・？

うんそうだね、君にはつかないかもしれないね。

続いてＫＡＹＯＫＯが恐る恐る・・・

！！

あら、ぜんぜんイケるやん

てことで・・

ＫＡＹＯＫＯとＭりん金〇酒を飲んだ記念写真。

二人とも金〇酒が似合うねぇー（笑）。

 

てな感じで大笑いしながらバカ騒ぎしてたら、お店のお兄さんがオマエラコンナンミタコトナイヤロ！と持って来てくれました。

 

※この後軽く閲覧注意（笑）

現物を。

 

こここれかぁー！
と僕らが驚いてると、お兄さんが

 

タベル？

 

・・・と聞いてきたので、丁重にお断りしておきました（お腹いっぱいじゃなかったら食ってたかも：笑）。

そんなかんなで大騒ぎの２日目の夜。

 

いろんなもん飲んで食ったけど、ヤギの脳みそとか金〇酒とかウチの店で出したら潰れるやろなあ（笑）、果たしてこれは研修だったのか（笑）？などと盛り上がりながら、帰路に着くのでありました。